バイアグラの成分の効果と副作用

日本には3大ED治療薬と呼ばれるものがあります。
そのなかでも歴史が古く、世界中の人に愛用されているのがバイアグラと呼ばれる薬です。
名前だけは有名ですが、その成分や効果や副作用といった具体的な内容までしっかりと把握している人は少ないでしょう。

もともとはED治療薬を目的で開発されたのではなく、狭心症の治療のために作られていた薬に男性の勃起不全を改善する働きが見つかったことから、ED治療薬として認可されました。
この薬の有効成分はシルデナフィルです。
勃起を抑制する酵素の働きを抑制し、陰茎周辺の血管を拡張する働きもあるため、血流を円滑にすることができます。
これによって、男性の勃起不全の改善を促すのです。

働きを知っていても正しく服用しなければ、バイアグラの意味はありません。
飲み方は、性行為をする1時間前に服用するのがベストです。
服用から30分くらいで効果があらわれ、1時間で効果は最大となります。そのあとは効果は減退していき、4時間まで効果は持続します。
効果に関しては、個人差があるので服用のタイミングとピークを見極めながら、適切に飲んでいくのがいいでしょう。

バイアグラは食前に服用することで高い効果を期待できます。
注意点は、油分の多い食事をとったときに服用すると効果を期待することができません。
油分の多い食事をとったときには、6時間以上は間をあけてから服用することが大切です。
空腹時にバイアグラを服用することで、効果をしっかりと得ることができます。
どうしても食後に服用をしたときには、消化のいい食べ物を選んで摂取するといいです。

バイアグラは薬なので、副作用がでます。
一般的なものとしてはめまいや顔の火照りや頭痛が挙げられます。
バイアグラの血行促進効果は全身にあらわれるため、このような副作用が引き起こされます。
また、バイアグラと併用禁止薬も指定されているため、薬を服用している人は医師と相談してからバイアグラの服用をしましょう。

バイアグラで死亡!?なぜ?

バイアグラは危険な薬であると考えている人は、現在でも大勢います。
特に薬が発売された当初である1998年に何例かの死亡事故が起きたため、バイアグラの勃起不全を解消するという夢のような効果と相対するこの出来事をメディアはこぞって報道し、ネガティブな印象が広まってしまったのです。

現在までに報告されているバイアグラに関連した死亡事故の多くは、高齢者の使用によるものです。
そしてその死亡事故の理由は、併用禁忌薬という「一緒に服用すると相性の悪い薬」を同時に服用したために起きたものが大半となっています。

バイアグラやその他ED治療薬は、ほとんどの薬と併用が可能となっていますが、心筋梗塞や狭心症などの心臓病に用いられる治療薬「ニトログリセリン」などの降圧剤や、一部の抗不整脈剤との併用が禁止されています。
これはバイアグラの有効成分「シルデナフィル」の作用である血管拡張効果と、降圧剤・抗不整脈剤のもつ効果が似たものであるため、効果が相乗してしまい急激な血圧低下等を招き、非常に危険な場合があるためです。
このような危険を避けるためにも、服用中の薬がある場合には、必ず医師にその内容を伝え、併用禁忌薬に該当していないかを十分確認をしておくことが大切です。

またバイアグラの大量服用による死亡事故も報告されています。
効果を高めようと大量の薬を飲めば、必要以上に血管に作用し、心臓に大きな負担をかけることになります。
バイアグラは1日1錠までとし、それを超えて飲むのは非常に危険です。
さらに飲み方の注意点として、過度のアルコールは避けることが大事です。
バイアグラ服用後は、血管が拡張している影響で急速にアルコールが身体を巡るため、急性アルコール中毒となってしまう場合があります。